大相撲春場所で史上初の幕内在位100場所に到達する大関・魁皇(37)=友綱=が出身地の福岡県直方市へ「ふるさと納税」を行うことが10日、分かった。スポーツ界ではプロ野球の阪神・金本知憲外野手(42)が同制度で広島県に寄付した例などがあるが、大相撲では魁皇が初めて。前人未到の大記録達成へ向けて、常に熱い声援を送ってくれるふるさとへ感謝の納税となる。
魁皇のふるさとへの恩返しだった。「いつも直方から温かい声援を送っていただいてきた。そうした今までの応援に、少しでも恩返しができればと思って納税することを決めました」。すでに直方市から書類を取り寄せ現在、充子夫人が最終的な手続きを進めており、近日中にも直方市に寄付する。
今回の行動は2月6日に福岡県栄誉賞と直方市特別栄誉賞の授賞式で帰郷した時、関係者から「ふるさと納税」の制度を伝えられ決意したという。寄付する金額は「言えないよ」と苦笑いしたが、大切なのは金額ではなく気持ちだ。本場所中は魁皇が勝つと花火を打ち上げるなど、市をあげて熱い応援を行っている。一方でかつて石炭産業で栄えた同市も、今は不況の影響で沈みがちなだけに、少しでも元気になるようにとの願いが込められている。
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